絶対優位:ぜったいゆうい

・金融用語:絶対優位
・読み方:「ぜったいゆうい」

・用語解説:絶対優位は、同じ資源量で他者より多く生産できる、または同じ量をより少ない資源で生産できる「生産性の高さ(単位コストの低さ)」を指す概念。基準は機会費用ではなく、単純な効率の比較で決まる。例:1時間で国Aは小麦10、国Bは8作れるなら、小麦でAが絶対優位。企業で言えば、同じ人数・設備でより多く・安く作れる部門が該当する。なお、絶対優位があっても貿易や分業の利益は「比較優位」(機会費用の差)で決まる。ある国が全品目で絶対優位でも、機会費用が異なれば特化と取引で双方が得をする。技術、資本・労働の質、規模の経済、資源賦存などが絶対優位の源泉となる。

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