BRICS:ぶりっくす

・金融用語:BRICS
・読み方:「ぶりっくす」

・用語解説:BRICSはブラジル(B)・ロシア(R)・インド(I)・中国(C)・南アフリカ(S)から成る新興主要国の枠組み。2001年に投資家ジム・オニールが提唱した「BRIC」概念が語源で、2010年に南アが加わりBRICSとなった。世界の人口・資源・需要の大きさを背景に、首脳会議や財務相会合で貿易・投資、金融協力、インフラ開発などを協議する。独自機関として新開発銀行(NDB)と外貨流動性支援の枠組み(CRA)を設け、ドル・ユーロ中心の国際金融に対する補完的な資金供給・決済の多様化を志向。貿易の自国通貨建て拡大や決済インフラ整備が議題となる一方、政治体制や利害の多様性から政策の一体性は限定的。資源価格や新興国資金フロー、サプライチェーンに影響し得る枠組みで、近年は参加拡大(BRICS+)も議論されている。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

この記事を書いた人

「お金の流れ」に興味があり、ブログを開始
金融インフラに感謝する毎日です

noteもやっています。noteは日常の事を書いています
note:カワセミ@ソロ活ライター https://note.com/kawasemi_soro

目次